口臭の主な原因は舌苔(ぜったい)

口臭の主な原因は舌苔(ぜったい)



○原因は下水から発生する硫化水素と同じだそうです。

一般的に、口臭の主な原因は舌苔(ぜったい)だと言われています。
口臭予防



舌苔とは、舌表面に付着している白くて苔っぽいもののことです。

口の粘膜は皮膚の垢(あか)と同じように、古くなった細胞が剥がれ落ち、舌の上

に白くたまって腐敗して舌苔になります。

さらに、白血球や細菌、食べ物のカスからも成り立っている。

舌苔から発生する臭いの元は硫化水素なんです。

温泉や火山、下水などで発生する、卵やタマネギが腐ったような臭いも

硫化水素なんです。

舌苔が増えるということは、口の中がドブのようになっているということです。

歯を丁寧に磨いても、舌苔があると口臭は防げないです。



○のど越しのいい食材は舌を掃除しないんです。


では、なぜ舌苔が増えるのか?　

それは食事に原因があるようです。

よく噛(か)んで食べると、飲み込む前に食材を塊のような形状にしていることを

ご存じだろうか?　

この塊を、医学用語で“食塊(しょっかい)”と言いいます。

ゴクンと飲む込む時に、食塊が舌の上を摩擦し、掃除してくれるのです。

のど越しのいい

食欲のない夏は、あまり噛まずにツルっと飲み込める食事が好まれます。

すると、食塊が作られず、舌の掃除が不十分になって口臭がキツくなる

と言う訳です。


1日の中で舌苔が一番多いのは寝起きです。

夏だけでなく、朝ご飯抜きや、ツルっと飲み込める

ゼリー状の栄養補助食品を朝食替わりにしている人は

食塊ができないので、口臭がキツくなる傾向があるようです。

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