舌ブラシはアッカンベーをして優しく。

舌ブラシはアッカンベーをして優しく。


○舌ブラシは100g以下の圧力で優しく

舌ブラシを使う時は、鏡を見ながら大きく口を開け、「アッカンベー」をするように思い切り舌を突き出します。

こうすると、舌ブラシで掃除した時の嘔吐(おうと)反射を抑えることができます。

舌ブラシは舌の奥から手前に向かって動かし、舌苔をかき出します。

毎日、舌ブラシを使っている人なら、舌表面の右側3回、中央3回、左側3回のブラッシングが目安です。

舌を傷つけないため、舌ブラシは100g以下の圧力にします。


キッチンスケールなど、食材の計量器に舌ブラシを押し当てて、100gの圧力を覚えておくと便利です。

キッチンスケールがなくて、100gの圧力を測れない人は、次の方法で確認をしてみましょう。


ジーシー社の「舌フレッシュ」と、
舌フレッシュ



亀水化学工業社の「タングメイト」
タングメイト



を使用する場合、

舌の平らな面にブラシを押し当て、ブラシの首付近の柄が曲がり始める直前が100g程度になります。


これらの舌ブラシ以外では、舌の表面を軽くなでるくらいの力加減で使うようにします。

舌は柔らかいので、歯を磨く感覚でゴシゴシするのは厳禁です。

○外出先での口臭予防は粉茶が効果的



舌の掃除をしていても、仕事のプレゼンなどで緊張して口が渇くと口臭は強くなります。

外出先での緊急時には粉茶が効果的です。

粉茶


スプーンすり切り1杯程度の粉茶を舌の上にのせ、上アゴに押しつけるようにして口の中全体に広げます。

すると、茶葉に含まれるポリフェノールが、口臭を生み出す細菌を抑制してくれます。

ミントや歯磨きより粉茶の方が、臭いの原因菌に作用するというデータもあるようです。

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